COLUMN

マイナンバーカードで本が借りられます

姫路市立図書館でマイナンバーカードを使って本を借りました!

 マイナンバーカードが図書館カードの代わりに

マイナンバーカードがあれば、住民票などをコンビニ等で取得できることは「知ってる!」と言う人も多いはず。では、図書館で使えることはご存知でしたか。兵庫県内では、現在(2020年3月時点)7市2町の自治体で、従来の図書館カードに代わりマイナンバーカードで本を借りることができます。今回訪れた姫路市もその一つ。マイナンバーカードを図書館カードとして利用できる仕組みには色々な方法がありますが、ここでは姫路市が全国で初めて導入した簡単で安全なサービスをご紹介します。

マイナンバーカード1枚あればいろいろ使える、その第一歩。姫路市立図書館では、暗証番号の入力が必要ですが、忘れがちな暗証番号も、図書館で本を借りるたびに入力するので、しっかり覚えておくことができます。クレジットカードの使い方と同じですね。

セキュリティは大丈夫?

図書館カードとしての登録には、マイナンバーカードのICチップ内に搭載されている公的個人認証の利用者証明用電子証明書を利用します。他人のなりすましではないか、などを確認し、本を借りることができるわけです。同じICチップ内にある、マイナンバーや住所・氏名の個人情報には一切アクセスしないので、それらが漏れたり、不正に使われることはありません。それに、もともとこのICチップには税や年金情報などの個人の重要な情報は記載されていないので、安心して使うことができそうです。

図書館カードとしての登録から始めましょう。

姫路市ではいち早く、2016年(平成28年)11月からマイナンバーカードによる図書の貸出サービスを開始。そこで、世界文化遺産・姫路城の北東にある複合施設、日本城郭研究センター内の城内図書館にうかがいました。姫路市立図書館は蔵書が約134万冊におよび、中央図書館機能を有する城内図書館と17の分館等から構成されています。そのすべてで、本を借りたり、返却したりすることができます。

マイナンバーカードでの図書館利用のしかた

図書館をよく利用しているという姫路市在住の黒田さんが 、まずはマイナンバーカードの利用登録を行いました

DESIGN WORK WEBデザイナー 黒田健介さん

(1)貸出券申込書に、名前と図書館カードの番号のみを記入し、いちばん下の「マイナンバーカードでの貸出を希望する方は・・・」の欄にチェックを入れる。
※図書館の利用が初めての方は、貸出券申込書にすべて記入します。

(2)マイナンバーカード、図書館カード、先ほど記入した貸出券申込書をカウンターへ提出。

(3)指示に従って、マイナンバーカードを所定の場所に置いて、暗証番号※を押す。

(4)手続き完了。ここまで、ほんの数分です。

すぐに使えるということなので、さっそく自動貸出機で本を借りました

(1)所定の位置に本を重ねて置く。

(2)画面の「貸出開始」をタッチ。

(3) マイナンバーカードを所定の位置に置いてしばらく待ち、暗証番号※を入力

(4) 冊数を入力。

(5) 貸出表を受け取り、完了。

Check!
※マイナンバーカードで図書館を利用するには、図書館カードとマイナンバーカードが必要です。通知カードだけでは利用できません。
※ここでの暗証番号とは、マイナンバーカード発行時に設定した数字4ケタの暗証番号です。

ご協力いただいた黒田さんのコメント

図書館は月に何度か利用していて、主にネット予約し、山陽百貨店内の駅前市役所・図書予約コーナーで受け取っています。今までは図書館カードとマイナンバーカードを2枚持ち歩いていたのですが、これからはマイナンバーカード1枚でいいんですね。登録が拍子抜けするほど簡単だったので、早く登録しておけばよかったと思いました。

マイナンバーカード1枚で、近隣自治体の図書館利用も!

「マイナンバーカードがあれば、図書館カードは持ち歩かなくていいのですか」。姫路市では最近、こんなお問い合わせが増えてきているそうです。市民の皆さんにも、少しずつ浸透してきたマイナンバーカードの図書館利用。やはり、持ち歩くカードは1枚でも少なくしたいですよね。

また、姫路市を含む近隣3市2町(姫路市・相生市・赤穂市・福崎町・神河町)では、どの市町の図書館でもマイナンバーカードで利用できます。「自治体の枠を超えて、勤め先や買い物ついでに本が借りられるので便利ですよ」そう話すのは、姫路市情報政策室の原秀樹さん。他にも姫路市立図書館内のパソコンでは、マイキーIDの設定やマイナポータルサイトの閲覧がしやすように設定されています。「姫路市ではマイナンバーカードを使った生活の利便性向上に力を注いでいるんです」という原さんの言葉からは姫路市の熱い思いが伝わってきました。

姫路市 総務局 情報政策室 主幹 / 原 秀樹さん

Check!
兵庫県内の図書館カード・コンビニ交付の導入状況はこちら

この記事を書いた人 / ライターU

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